増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
免疫血清検査
59.梅毒血清反応
津上 久弥
1
1大阪府立万代診療所
pp.1766-1767
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222748
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- 文献概要
●梅毒血清反応の種類
Wassermanが1906年に開発した歴史の古い検査で,その後改良され,新しい術式も多く生れてきたが,表1は現在わが国で常用されている検査法である.脂質(Cardiolipin)抗原を用いる通称STS(serologic test for syphilis)とTP(Treponema pallidum)抗原を用いる検査法に大別される.
また,近年,梅毒IgM抗体を検出する検査法も開発されている.
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