CPC
糖尿病性腎症のために人工透析を受けており,低血糖発作で来院し,両側びまん性肺浸潤影を呈し死亡された54歳男性
清水 俊夫
1
,
小沼 正和
1
,
塚本 玲三
2
,
相澤 信行
3
,
原 芳邦
4
,
小川 成海
5
,
覚道 健一
6
,
下田 泉
1
,
須藤 博
1
1茅ケ崎徳洲会総合病院・内科
2茅ケ崎徳洲会総合病院内科呼吸器
3茅ケ崎徳洲会総合病院内科循環器
4茅ケ崎徳洲会総合病院内科血液・循環器
5茅ケ崎徳洲会総合病院・泌尿器科
6東海大学医学部・病理
pp.350-355
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222339
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症例
患者:54歳,男性,透析患者
現病歴:15年前より糖尿病があり,インスリン治療を受けており,糖尿病性腎症による慢性腎不全のため,5年前より血液透析療法を受けている.また,糖尿病性神経障害による高度の起立性低血圧があり,血液透析後も1時間位は臥位でいなければならなかった.糖尿病性網膜症,白内症もあり,視力障害が著明であった.
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