増刊号 診断基準とその使い方
XII.感染症,その他
2.細菌性肺炎
倉澤 卓也
1
,
鈴木 克洋
1
1京都大学胸部疾患研究所・内科学
pp.2352-2354
発行日 1988年9月30日
Published Date 1988/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222115
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■疾患概念
細菌性肺炎は,種々の細菌感染に起因する肺の気腔および間質の炎症と定義される.
肺炎の分類には放射線学的分類(大葉性肺炎,巣状肺炎など),起炎菌の侵入経路による分類(気管支行性,血行性など),病理組織学的分類(線維素性肺炎,化膿性肺炎,出血性肺炎など),病理解剖学的分類(肺胞性肺炎,間質性肺炎),など多くの分類法が用いられている.
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