増刊号 診断基準とその使い方
VIII.膠原病・免疫・アレルギー
5.混合性結合組織病
粕川 禮司
1
1福島県立医科大学・第2内科
pp.2092-2094
発行日 1988年9月30日
Published Date 1988/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222009
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■混合性結合組織病の診断手引き
厚生省特定疾患混合性結合組織病調査研究班は,昭和58年に主として疫学調査のための診断手引きを作成した.表1のごとく,3項目よりなり,共通所見としてのレイノー現象か,指ないし手背の腫脹かのいずれかがあり,抗nRNP抗体が陽性で,全身性エリテマトーデス様,強皮症様,多発性筋炎様所見のいずれか2つが陽性の場合に,混合性結合組織病と診断する.
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