今月の主題 虚血性心疾患の最前線
心筋梗塞のconventional treatment
血行動態モニタリングをどう活用するか
高野 照夫
1
,
鈴木 健
2
1日本医科大学・集中治療室
2日本医科大学多摩永山病院・内科
pp.2369-2371
発行日 1987年10月10日
Published Date 1987/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221357
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急性心筋梗塞の心機能評価法には,理学的所見に基づくKillip分類,心エコー,RI法などの非観血的方法と,Swan-Ganzカテーテル法によるものがある.Swan-Ganzカテーテル法の血行動態モニタリングは著しく普及し,患者の病態や重症度の把握および治療効果判定に役立っている.しかし,このカテーテルの長期間静脈内留置は好ましくない.それゆえ,上記非観血的心機能評価法との対比が重要となる.
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