今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断
疾患別による画像診断アプローチ
肝癌の術前における画像診断
岡本 英三
1
,
曲直部 裕一
1
,
加藤 年啓
1
,
山中 若樹
1
1兵庫医科大学第1外科
pp.1223-1227
発行日 1987年7月10日
Published Date 1987/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221015
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肝臓外科の発達,肝癌高危険群に対する検診の普及に伴い,近年,肝癌に対する肝切除の機会は急増している.術前の画像診断において,腫瘍の占拠部位,ならびに進展範囲を正確に把握し,根治的切除が可能か否かを診断することが,治療の選択上重要である.本稿では,当教室において経験した症例に基づいて,肝切除を前提とした術前術中の画像診断について述べる.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.