今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断
各検査法の進歩と限界
肝画像診断のすべて
超音波検査
佐藤 通洋
1
1慶応義塾大学医学部・放射線診断部
pp.1150-1155
発行日 1987年7月10日
Published Date 1987/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221003
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最近10年間の超音波診断装置の著しい進歩により,現在では超音波検査は肝画像診断の重要な一部門を受け持っている.とくにX線CT, RI検査,血管造影,また最近登場したMRIといった高価な画像診断法に比べ,安価で無侵襲,しかも手軽に操作できる超音波装置はきわめて広く普及しており,病変のスクリーニングだけでなく,鑑別診断,超音波ガイド下の手技や術中検査などに幅広く用いられている.超音波検査の利点と欠点を表に示す.
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