ラボクイズ
超音波検査2
喜舎場 智之
1
1阪南中央病院検査科
pp.744
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100968
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症例:30歳代,男性.
主訴:発熱(39℃).
経過:3週間前に海外渡航(バリ島).五日前より発熱.
その後39℃台の発熱続く.
身体所見:腹痛(-),嘔吐(-),下痢(-),頸部リンパ節腫大(-).
腹部・胸部単純撮影:異常なし.
表に血液検査データ,図に超音波像と所見とを示す.
超音波所見:回盲部の浮腫と回腸末端周囲のリンパ節腫大を認める.その他,回腸末端から上行結腸にかけて浮腫を認める.
肝腫大は認めず.肝門部リンパ節腫大は認めず.軽度の脾腫を認める.
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