増大号 AKI・CKDの診断・治療に臨床検査を活かせ
2章 腎疾患診療の進め方
超音波検査の進め方
髙田 知朗
1
1鳥取大学医学部附属病院消化器・腎臓内科
キーワード:
エコー
,
腎臓
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
腎硬化症
,
cortico-medullary ratio
Keyword:
エコー
,
腎臓
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
腎硬化症
,
cortico-medullary ratio
pp.382-386
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203568
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はじめに
超音波検査は,ベッドサイドで非侵襲かつ簡便に行えることから,腎尿路疾患の診療においてまず行うべき検査の1つである.腎疾患の原因検索のみならず,慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)のフォローアップにも有用なモダリティである.
本稿では,腎疾患の鑑別を進めるうえでの超音波検査のポイントを中心として,特に内科的疾患の診療における超音波検査の活用について解説する.
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