増刊号特集 小児泌尿器科診療
検査法の適応と評価
超音波検査
桑島 成子
1
,
藤岡 睦久
1
1獨協医科大学放射線医学教室
pp.71-77
発行日 1994年3月30日
Published Date 1994/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901157
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はじめに
腎,尿路系における超音波検査は簡便かつ非侵襲的であり,小児においては単純写真とともに第一選択となる検査法である。被曝がないため繰り返し検査ができ,鎮静剤の投与もほとんどの場合必要がなく,腎と尿路系のみを対象とした場合には食事制限もいらない。対象となる疾患は幅広く,超音波検査で診断可能なものはすべて含まれる。
また,経皮的腎生検,経皮的腎瘻造設の手段としても活用できる。
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