今月の主題 内科医に必要な救急治療
症状を中心とした救急治療
発熱
藤井 千穂
1
1川崎医科大学・救急医学
pp.822-824
発行日 1987年5月10日
Published Date 1987/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220944
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基本的な考え方
1)発熱は救急の訴えとして最も多く,扁桃腺炎などの上気道感染症が大半を占める.
2)小児は体温調節中枢や体温調節機構の未熟,不安定性に加えて感染症に罹患しやすく,また脱水症に陥りやすいなどの特性のために発熱を来すことが多い.
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