今月の主題 糖尿病診療の現況
糖尿病の病因はどこまでわかっているか
Ⅰ型糖尿病
井村 裕夫
1
1京都大学医学部・第2内科
pp.12-14
発行日 1987年1月10日
Published Date 1987/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220749
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Ⅰ型糖尿病の成因は現在もなお不明であるが,その研究には着実な進歩がみられている.とくにI型糖尿病モデル動物(BBラット,NODマウス)の研究は,ヒトI型糖尿病の成因の理解に大きく貢献している.そこで本稿では,ヒトにおける成績とモデル動物における成績を対比しながら,成因がどこまでわかったかについて述べる.
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