臨時増刊特集 図解 診療基本手技
Ⅳ 診療手技
D 外来検査法
77.尿の定性検査
竹中 道子
1
1日本大学医学部・臨床病理学教室
pp.2480-2482
発行日 1986年12月15日
Published Date 1986/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220736
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尿は患者にほとんど負担をかけずにいつでも採取でき,その定性検査は即時に結果が判明するため,診察前検査としても重視されている.
検査法は,Dip and Read式の試験紙法が主流で,即時性,簡便性にすぐれているが,制約も多い.また単項目,組み合わせを含め実に90種類の製品が市販され,それぞれ特徴があり,項目により,感度,発色の種類,判定時間,比色の段階に差があるのが実情である.
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