グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall
胃(4)—隆起性病変;ポリープ(1)
西俣 寿人
1
,
西澤 護
2
1鹿児島大学医学部・第2内科
2東京都がん検診センター
pp.1938-1947
発行日 1986年11月10日
Published Date 1986/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220617
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西澤 今回は胃の隆起性病変に話をすすめたいと思います.
胃の隆起性病変では,まず胃ポリープ,胃粘膜下腫瘍,異型上皮一腺腫あるいはIIa subtypeともいいますが,一番無難なのは境界領域病変といったほうがいいのでしょうか—,大体その3つがあると思います.そのうち上皮性のものは,ポリープと境界領域病変,非上皮性のものは粘膜下腫瘍です.ところでまずポリープについて症例をみながら部位診断,形などについて説明してください.
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