臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
Ⅹ.内分泌機能検査
156.血中インスリン(IRI)
羽倉 稜子
1
Ryoko Hagura
1
1朝日生命成人病研究所・内分泌代謝科
pp.2476-2478
発行日 1984年12月1日
Published Date 1984/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219477
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血中インスリンの測定は,膵B細胞の機能をうかがい知る最も重要な方法である.
血中インスリン(IRI)値は,空腹時と種々の物質を負荷した場合とで異なる.また同じ物質でも負荷量や投与方法により,血中インスリンの値は異なる.現在,臨床的に最もひろく用いられているのは,グルコースを経口負荷して,その後のインスリンをラジオイムノアッセイで測定する方法である.
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