臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
Ⅷ.血液化学検査
131.コリンエステラーゼ(ChE)
五味 邦英
1
Kunihide Gomi
1
1昭和大学医学部・臨床病理学
pp.2414-2415
発行日 1984年12月1日
Published Date 1984/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219452
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生体内に存在するコリンエステラーゼはコリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素で,赤血球中に高濃度に分布するアセチルコリンエステラーゼ(true-cholinesterase)と血清中に高濃度に分布するコリンエステラーゼ(pseudo-cholinesterase;ChE)が存在する.通常臨床検査で測定されるのは後者の血清コリンエステラーゼ(ChE)である.
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