今月の主題 膠原病—最新の知識
膠原病関連疾患
リウマチ性多発筋痛症(PMR)
狩野 庄吾
1
Shogo Kano
1
1自治医科大学・アレルギー膠原病科
pp.1584-1585
発行日 1984年9月10日
Published Date 1984/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219216
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リウマチ性多発筋痛症polymyalgiarheumatica(PMR)は,頚・肩・腰部の痛みとこわばり,赤沈の高度促進,少量の副腎皮質ステロイド剤著効を特徴とする疾患である.患者は高齢者が多く,50歳以下の発症は稀である.
歴史的には,PMRはsenile rheumatic gout(Bruce,1884年),anarthritic rheumatoid syndrome(Bagratuni,1956年),polymyalgiarheumatica(Barber,1957年)などの病名で報告されてきた.
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