臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
XII.癌
癌の合併症の対策
245.内科領域の癌の脳転移の治療と手術適応
横田 仁
1
,
竹内 一夫
1
Hitoshi Yokota
1
,
Kazuo Takeuchi
1
1杏林大学医学部・脳神経外科
pp.2650-2651
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218786
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症例
66歳,女性.主訴:歩行障害,痴呆.現病歴;左鎖骨上窩に腫瘤が触知され,肺癌の診断にて某院内科で通院治療を受けていた.治療中主訴の症状出現し急速に増悪したため当科へ紹介された.
入院時所見:軽度意識障害,とくに見当識障害とうっ血乳頭が認められた.補助検査所見;胸部X線写真(図1),CT(図2)
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