臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
X.内分泌疾患
問題となるケースの治療
204.粘液水腫昏睡
仁瓶 禮之
1
Noriyuki Nihei
1
1浜松医科大学・第3内科
pp.2552-2553
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218745
- 有料閲覧
- 文献概要
症例
62歳,女性.主訴:昏睡.既往歴,家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:5年前から体重増加,息切れがあり,近医にて心不全としてときどき治療を受けていたが,昨年秋頃から耐寒性低下,記憶力減退,無気力となり家に閉じこもりがちとなった.1月中旬頃から,傾眠傾向が出現.2月初め,朝食時,覚醒しないで,救急車で来院した.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.