今月の主題 内分泌疾患—今日の知識
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    治療
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    粘液水腫昏睡
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                小出 義信
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Yoshinobu KOIDE
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1筑波大学臨床医学系・内科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.50-51
                
                
                
                  発行日 1982年1月10日
                  Published Date 1982/1/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217586
                
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- 文献概要
粘液水腫昏睡は稀にはなったが,いまだに時にみられ,筆者は今冬2例を経験した.本症は表1に示すごとく,昏睡,呼吸不全,低血糖,低Na血症などの多彩な病態を呈し1),死亡率は50〜70%と高い.したがって本症の治療は救急を要し,甲状腺ホルモンの迅速な補充と,甲状腺ホルモン欠乏に基づく個々の病態に対する治療が必要となる.表2にその要旨を示し,以下に詳細を述べる.
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