臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
VIII.血液・造血器疾患
薬物療法のポイント
161.血小板輸血の適応と実際
塚田 理康
1
Toshiyasu Tsukada
1
1虎の門病院・血液学科
pp.2444-2445
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218702
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血小板減少症,血小板機能異常症に見られる出血素因に対し,確実な止血が望める支持療法として血小板輸血が行われており,成分輸血の普及とともに,その輸血量,輸血頻度は急増を示している.その乱用を防ぐためには,血小板輸血の適応,輸血量,血小板同種抗体の出現について十分な知識を具えておくことが必要である.
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