臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
IV.循環器疾患
薬物療法のポイント
69.労作性および安静狭心症における薬剤の選択
加藤 和三
1
Kazuzo Kato
1
1心臓血管研究所付属病院
pp.2228-2229
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218610
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狭心症の薬物療法にあたっては,症状のおこり方,重症度,安定性に注目するとともに,一方では血圧,心拍数,心機能,年齢など,他方では薬剤の薬理作用,作用発現速度,効果持続などを考慮し,最も適切な薬剤を選択することが必要であるが,その出発点となるのはどのようなときに発作がおこるかの把握にあると思われる.
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