今月の主題 血小板の臨床
血小板の臨床
巨核球白血病の電子顕微鏡による診断
渡辺 陽之輔
1
,
榎本 康弘
1
Yonosuke Watanabe
1
,
Yasuhiro Enomoto
1
1慶応義塾大学医学部・病理学教室
pp.1694-1695
発行日 1983年10月10日
Published Date 1983/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218468
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巨核球白血病の診断は,究極的には骨髄および末梢血内に幼若な白血病性巨核球を証明することにより確定される.近年,電子顕微鏡によりこれらの細胞の同定が容易となったため,巨核球白血病の診断も確実なものとなってきた.はじめに巨核球の分化・成熟について簡単に触れる.
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