Japanese
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対談
臨床に役立つ泌尿器の解剖学とは何か(1)—主に「腎とその周辺」をめぐつて
How Significant Is Clinically Oriented Anatomy of the Urogenital Organs. Interview Session: The Kidney and Adjacent Structures
星野 一正
1
,
吉田 修
2
Kazumasa Hoshino
1
,
Osamu Yoshida
2
1京都大学医学部解剖学教室
2京都大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Anatomy, Faculty of Medicine, Kyoto University
2Department of Urology, Faculty of Medicine, Kyoto University
pp.969-975
発行日 1981年10月20日
Published Date 1981/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203224
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吉田 William Osler先生が「医学書を読まないで患者を診療するのは,海図なしで航行するようなものである……」ということをいつておられますが,これは手術についてもあてはまることで,乏しいあるいは不正確な解剖学の知識で手術をするのは,まさに海図なしに海にでてゆくようなもので,どこへ到着するか分かつたものでない,座礁だつてしかねない。
ではどのような心掛けでおればよいかといいますと,一つには自分のもつている解剖学の知識をbrush upすることが大切だと思います。座右に解剖書をおいて,知識がホコリをかぶらないように常にbrush upすることを心掛けていなければならないと思つております。
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