今月の主題 腎疾患診療のトピックス
診断
蛋白尿の分析
大山 邦雄
1
,
本田 西男
2
1浜松医科大学・第1内科
2浜松医科大学・内科
pp.1582-1583
発行日 1982年9月10日
Published Date 1982/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217913
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腎疾患と蛋白尿の関係はRichard Bright以後多くの検討がなされている.化学的,免疫化学的な技術の進歩により尿蛋白の分析も急速に発展した.一方,腎生検法の進歩により糸球体腎炎の診断も著明な発展をみ,組織変化と蛋白尿の関係について多くの検討がなされている.本稿では糸球体腎炎における組織変化との関連で,主に糸球体性蛋白尿と最近問題となっている腎組織由来蛋白尿について述べることにする.
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