今月の主題 癌治療の最前線
座談会
癌治療の進歩—基礎から臨床へ
新田 和男
1
,
仁井谷 久暢
2
,
中島 聰總
3
,
西條 長宏
4
Kazuo Nitta
1
,
Hisanobu Niitani
2
,
Toshifusa Nakajima
3
,
Nagahiro Saijo
4
1国立がんセンター研究所・化学療法部
2日本医科大学・臨床病理学
3癌研究会付属病院・外科
4国立がんセンター病院・内科
pp.1061-1071
発行日 1982年6月10日
Published Date 1982/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217805
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新しい抗癌剤,免疫賦活剤 ニトロソウレア系/サイクロフォスファマイド/代謝拮抗剤/その他の合成剤/抗生物質/植物成分 新抗癌剤の開発とスクリーニング 開発のポイント/臨床治験への適応基準/biological response modifier(BRM)の位置づけ/効果判定基準BRMによる免疫療法の意義 近接効果は判定可能か/in vivoでの近接効果のチェック/細胞レベルでの判定法を 新しい治療法の位置づけ レーザー治療/抗癌剤の動注法とtargeting/hyperthermia phase Ⅱ study signal tumor/日本でも独自のものをPhase Ⅲ study,adjuvant study randomized trial/phase Ⅲ studyには必ずphase I,Ⅱ studyを経た薬剤を/多剤併用療法 予後を左右する因子 宿主要因/腫瘍要因/randomized studyは万能か/adjuvant chemotherapy 癌の撲滅のために/やはり早期発見と早期手術/情報の整理が必要/微小転移巣への対策
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