第166回呼吸器臨床談話会
Coin lesionの鑑別診断をめぐって
北村 諭
1
,
森成 元
2
,
岡安 大仁
3
,
岩井 和郎
4
,
杉山 幸比古
1
,
田中 元一
2
,
芳賀 敏彦
5
,
細川 芳文
3
,
鈴木 光
6
,
谷合 哲
7
,
巽 浩一郎
8
,
工藤 翔二
9
,
鈴木 俊雄
9
,
和泉 孝志
1
,
和穎 房代
10
,
林 隆司郎
1
,
白木 るい子
10
,
松井 泰夫
11
Satoshi Kitamura
1
,
Hajime Morinari
2
,
Masahito Okayasu
3
,
Kazuro Iwai
4
,
Yukihiko Sugiyama
1
,
Motoichi Tanaka
2
,
Toshihiko Haga
5
,
Yoshibumi Hosokawa
3
,
Hikaru Suzuki
6
,
Satoshi Taniai
7
,
Koichiro Tatsumi
8
,
Shoji Kudo
9
,
Toshio Suzuki
9
,
Takashi Izumi
1
,
Fusayo Wagai
10
,
Ryujiro Hayashi
1
,
Ruiko Shiraki
10
,
Yasuo Matsui
11
1東大第三内科
2東京逓信病院呼吸器科
3日大第一内科
4予防会結核研究所
5国立療養所東京病院外科
6都立府中病院・内科
7東京医科歯科大内科
8都立府中病院
9都立駒込病院・内科
10東京女子医大第二病院内科
11日赤医療センター
pp.744-760
発行日 1982年4月10日
Published Date 1982/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217728
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北村(司会) まず,coin lesionの定義ですが,胸部X線写真上,直径6cm以下の孤立性の肺結節を,通常肺のコイン型病巣,coin lesionと称する.その形状は多様であるが,類円形であることが多い,ということで表1にその診断基準を示しておきました.
また,Fraserを基にして作ったcoin lesionの鑑別診断が表2です.
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