今月の主題 臨床栄養学—最近の進歩
今日における食事療法
心筋梗塞急性期
平盛 勝彦
1
,
斉藤 宗靖
2
Katsuhiko HIRAMORI
1
,
Muneyasu SAITO
2
1国立循環器病センター・内科系心臓集中治療科
2国立循環器病センター・第2循環器内科
pp.598-599
発行日 1981年4月10日
Published Date 1981/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217112
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虚血性心疾患の危険因子についての食事療法は,予防医学的見地からよく検討されている.しかし,心筋梗塞急性期の食事は,その病態への関与が容易に推察されるものであるにもかかわらず,医学的な検討がすすんでいない.本稿では,これについて現状を紹介し,問題点を明らかにして,諸家の断片的な研究成績と筆者らの経験から今後の課題について考察する.
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