今月の主題 糖尿病診療の現況
発症機序
Virus感染
林 皓三郎
1
Kozaburo HAYASHI
1
1東京大学医科学研究所・病理学研究部
pp.14-15
発行日 1981年1月10日
Published Date 1981/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216983
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前世紀末にHarris(1899)が,彼の流行性耳下腺炎(mumps)患者がひき続いて糖尿病を発症したことから,両者のつながりに注目して以来,virus感染が,若年性糖尿病juvenile onset diabetesの原因となっているかもしれないという症例報告が,これまでに少なからずなされてきている.
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