Japanese
English
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Virus性皮膚疾患の統計的観察
A STATISTICAL STUDY OF VIRAL SKIN DISEASES
小松 昭文
1
,
中山 靖佐
1
Akibumi KOMATSU
1
,
Yasusuke NAKAYAMA
1
1仙台鉄道病院皮膚・泌尿器科部
1Department of Dermato-Urology, Sendai Railway Hospital
pp.927-931
発行日 1965年9月1日
Published Date 1965/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204178
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I.はじめに
我々は,昭和31年より38年までの8ヵ年間に仙台鉄道病院皮膚科外来を訪れた患者中,Virus性皮膚疾患(尋常性疣贅,青年性扁平疣贅,水痘,帯状疱疹,単純性疱疹及び伝染性軟属腫)について統計的観察を試みたので簡単に報告する。
皮膚疾患総数に対するVirus性皮膚疾悪の比率をみるに野北1)は西日本10大学及び九大温研の昭和32年から36年までの5ヵ年間の平均として3.33%の数値を出しており,各地区別では四国4.49%,中国3.79%,九州2.84%と記している。
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