臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集
X.内分泌機能検査
126.血漿ACTH
松倉 茂
1
,
吉見 宏樹
1
1神戸大第3内科
pp.1928-1930
発行日 1979年10月20日
Published Date 1979/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216230
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はじめに
下垂体-副腎皮質系機能の異常を正確に把握するためには血漿ACTH値の測定が必要である.現在,血漿ACTHはradioimmunoassayにより測定されており,ACTH測定用キット(RCC社-科研化学,CIS社-ミドリ十字)も市販されている.一方,市中の検査センターでも血漿ACTHの測定を行っているところも多く,血漿ACTH値の成績が下垂体-副腎皮質系疾患の診断,治療に利用されることも多くなった.
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