臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集
VII.血清検査
56.CRP
松田 重三
1
1帝京大第1内科
pp.1764-1765
発行日 1979年10月20日
Published Date 1979/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216160
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異常値を示す疾患
CRP(C-reactive protein,C反応性蛋白)がしばしば陽性となる代表的疾患を表にまとめた.
歴史的には,肺炎双球菌感染症の特異的診断に有用な病的蛋白として発見されたCRPではあるが,現在では各種炎症性疾患あるいは組織崩壊性疾患でも出現する非特異的な,いわゆる急性相反応性血漿蛋白成分の一種であると理解されている.
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