特集 これだけは知っておきたい検査のポイント
VII.血清検査
CRP
松田 重三
1
1日大・臨床病理
pp.522-523
発行日 1975年3月20日
Published Date 1975/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205893
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異常値を示す疾患
CRP(C-reactive Protein,C-反応性タンパク)が陽性を示す疾患を表にまとめた.
CRPが発見された当初は,肺炎双球菌感染症に特異的に出現する病的タンパクと考えられていたが,その後,各種の炎症性疾患や組織の崩壊をきたす疾患でもCRPが陽性となることがわかり,現在では非特異的に出現してくる病的タンパク,いわゆる急性相反応物質の1つとして理解されている.
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