臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
VII.代謝・栄養障害
5.痛風治療のポイント
痛風治療剤の適応と使いわけ—高尿酸血症を中心に
西岡 久寿樹
1
1自治医大整形外科
pp.2072-2073
発行日 1978年12月5日
Published Date 1978/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402208258
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はじめに
近年,痛風の治療体系は,種々の尿酸コントロール剤による薬物療法を中心として,飛躍的な進歩を遂げてきている.痛風治療の薬物療法は,大別すると急性発作に対するコルヒチンやフェニールブタゾンなどを中心とする抗炎症剤による治療と,その基礎疾患である高尿酸血症を是正するための尿酸コントロール剤による治療の2つがあげられる.本稿では高尿酸血症の薬物療法を中心に述べてみたい.
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