特集 内科診療にガイドラインを生かす
代謝・内分泌疾患
高尿酸血症・痛風
山中 寿
1
1東京女子医科大学リウマチ痛風センター
pp.342-348
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107128
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内科診療に役立つ国内外のガイドライン
高尿酸血症・痛風は生活習慣病であり,対象となる患者数も多く,日常診療で遭遇することが多い疾患である.一方で,痛風や高尿酸血症の治療,生活指導には誤解も多く,治療の標準化が望まれる疾患である.
日本痛風・核酸代謝学会は2002年に「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」を発行した1)が,これはその時点のエビデンスを最大限に集約したものとしては世界の先駆けであった.その後,いくつかの国や地域からガイドラインが発表され,日本痛風・核酸代謝学会のガイドラインも2010年に第2版を発表した2).
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