臨時増刊特集 診断基準とその使い方
III.消化管疾患
十二指腸潰瘍
斉藤 利彦
1
,
白川 和夫
1
,
芦沢 真六
1
1東京医大第4内科
pp.1800-1803
発行日 1977年12月5日
Published Date 1977/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207515
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はじめに
十二指腸漬瘍の診断は,内視鏡検査が行われる以前は主にX線による診断がその主体をなしていた.しかし,十二指腸ファイバースコープなどの内視鏡の応用により,診断のみならず,より詳細な病態の解明がなされつつあり,さらに潰瘍の経過観察からも,それが明らかにされるようになってきた.
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