今月の主題 浮腫と臨床
浮腫患者のみかた
lymphography
森岡 恭彦
1
,
原 啓一
2,3
1自治医大外科
2小山市立病院外科
3自治医大
pp.1230-1231
発行日 1977年9月10日
Published Date 1977/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207346
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はじめに
lymphography(リンパ系造影)は1954年,イギリスのKinmonthのdirect lymphangiographyの発表以来,広く臨床に応用されるようになったが,本稿では四肢浮腫,とくにリンパ管性浮腫を中心にその意義と実際について述べる.なお,こういった浮腫ではリンパ系の異常のほかに,動静脈系の異常を合併することもあり,本法とともに血管造影を必要とすることもある.
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