研究
Lymphographyによる細菌駆出についての検討
渡部 侃
1
,
関塚 正昭
1
,
重田 孝二
1
,
久保田 晄
1
Tsuyoshi Watanabe
1
1新潟大学医学都産婦人科教室
pp.193-197
発行日 1967年3月10日
Published Date 1967/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203657
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はじめに
リンパ系造影法が広く臨床的に用いられると共に,副作用に関しても注意が払われ,坂本ら1),門田ら2),Schaffer et al.3)による詳細な検討が発表されている。
一般に,急性炎症ある時にリンパ系造影法を行なうことは禁忌とされているが,果してリンパ節炎の予想される時や,リンパ節の腫脹が認められる時に造影剤の注入によつて実際に細菌がリンパ系から流血中に駆出されるものであろうか。
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