プライマリー・ケアの実際
きずの治療
眞栄城 優夫
1
1沖縄県立中部病院外科
pp.442-445
発行日 1977年3月10日
Published Date 1977/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207135
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きずの治療の主眼は,自然の力による治癒機転を阻害しないことである.治癒過程を遅延させる因子には,細菌感染,異物,組織の挫滅や壊死,その他などがあるが,これらを除去し,一期的癒合と形成的効果を得るためには,何を行わなければならないか,きずの種類とその取り扱い,破傷風の予防などについて概略を述べていきたい.
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