臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
診断篇
IX.運動器系疾患の診断技術
6.関節鏡
渡辺 正毅
1
1東京逓信病院整形外科
pp.1828-1830
発行日 1976年12月5日
Published Date 1976/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206907
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原理
関節腔に生理食塩水を注射して,これを拡張し,套管針穿刺を行い,套管に関節鏡を挿入し,内部の現象を直接観察し,診断治療に役立てる.膝関節には,渡辺式21号関節鏡(図1)を,その他の諸関節には,渡辺式24号関節鏡を使用する.前者は直径4.9mm,套管外径6.0mm,後者は直径1.7mm,套管外径2.0で,いずれもパンチ生検・カラー写真記録が可能である.
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