小児の検査
起立試験
大国 真彦
1
1日大小児科
pp.1870-1871
発行日 1975年11月10日
Published Date 1975/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206317
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起立試験は起立性調節障害(OD)の診断上,必要な検査として広く行われている.しかし,時にはその実施方法について誤解があったり,また過大評価あるいは過小評価されていることも少なくない.
起立試験は,本来はSchellongにより,とくに起立性循環障害の機能判定法として始められたもので,Schellongテストと呼ばれるものであるが,実際には原法通り行うのはそれほど容易ではないので,通常は小児起立性調節障害研究班で定められた方法で行われている.
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