皮膚病変と内科疾患
斑(その1)
三浦 修
1
1杏林大皮膚科
pp.862-863
発行日 1975年4月10日
Published Date 1975/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206018
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紅斑(その1)
紅斑はその形成因子に従ってつぎの4つに分けられる.
①は先天性または後天性の細血管拡張であり,②は自律神経機能異常によるもの,③は血管閉塞または血液うっ滞によるもの,④は炎症によるものである。①は長時日持続し,②は一過性かつ反復発来するのを常とし,③は長時日持続して,時には壊疽形成にまで至り,④はある程度の持続性を有する.
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