超音波診断の読み方
甲状腺疾患
和賀井 敏夫
1
1順大超音波医学研究センター
pp.337-340
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205826
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甲状腺疾患の超音波診断には,パルス反射法による超音波断層法が主として用いられている,これは甲状腺の横断像を3〜5mm間隔で描写し,甲状腺内部構造の映像化により各種の疾患の診断を行うもので,形態学的検査に属する.超音波断層法は生体軟部組織の構造の映像化に優れており,最近の装置の性能の向上により画質も良好となってきた.とくに階調性超音波断層像はこの一例で,以下に各種甲状腺疾患の超音波断層像と,その読み方を解説する.
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