今月の主題 意識障害への新しいアプローチ
対談
意識障害の救急治療のすすめ方—内科・外科の立場から
平井 秀幸
1,2
,
沢田 徹
3
1済生会神奈川県病院
2神奈川県交通救急センター脳神経外科
3北里大内科
pp.62-69
発行日 1975年1月10日
Published Date 1975/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205741
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意識障害はさまざまな疾患が原因でおこり,急患が運ばれてきたとき,即座に診断を下すのは,よほどの条件が揃っていない限り,至難のわざといえよう.しかも,原因究明のために種々の検査をしているうちに,死の転帰をとってしまうことも少なくない.
今回は,救命するためにはまずどんな処置が大切か,また意識レベルがどのように変化したときが危険なのか,内科的治療と外科的処置の分岐点はどこかなど,救急治療の実際について,お話いただいた.
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