今月の主題 肝硬変—今日の視点
座談会
肝硬変の治療
原田 尚
1,2
,
杉浦 光雄
3
,
亀谷 麟与隆
4
,
鈴木 宏
5
1独協医大・内科
2三井記念病院内科
3東大・第2外科
4慶大・内科
5東大・第1内科
pp.898-907
発行日 1974年7月10日
Published Date 1974/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205495
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肝硬変症と一口に言っても,病因は複雑で,またその診断も臨床所見のみではむずかしいことが多く,種々の検査によって初めて明らかになる.
同様に,その病像は肝障害の終末像といえるもので,さまざまなvariationを伴い,治療に際しても食事療法から緊急手術を要するものまで,症状に応じて臨機応変に行なわねばならない.
今回は,肝硬変症の診断,治療から,予後および社会復帰の問題まで,内科,外科の立場から,広くお話いただいた.
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