洋書紹介
—H. I. Russek:編—Cardiovascular Disease:New Concepts in Diagnosis & Therapy
本間 達二
1
1信州大第2内科
pp.872
発行日 1974年7月10日
Published Date 1974/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205486
- 有料閲覧
- 文献概要
要を得た論文集
本書は,第5回のSymposium of the AmericanCollege of CardiologyをH. I. Russek教授がまとめたものである.前回のSymposiumをRussek & ZohmanのまとめたCardiovascular Therapy,The Art and the Scienceがかなりまとまった良い本であったので,本書も興味深く読みおえた.
65人の執筆者が分担して,11の大きな項目を分けて論じているが,Russek教授の専門がら虚血性心疾患に関する項目のウエイトがやや高いようである.しかし,治療や外科的方面に関しても必要な項目については,かなりのページ数をさき,要をえた論文集としてまとめられている.
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.