今月の主題 臨床心電図のキーポイント
心電図所見からみた救急処置
抗不整脈剤の投与が必要なとき
赤染 悌三
1
1日本医大木村内科
pp.619-625
発行日 1974年5月10日
Published Date 1974/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205427
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
心室性期外収縮は臨床医が最も数多く遭遇する不整脈の1つであり,健康な心臓にみられる,無害で放置しておいてよいものから,心室性頻拍さらに心室細動と,致死的な頻脈性不整脈へ移行する危険のあるものまでさまざまである.心電図上では次の所見に注意する.
1)R on T;期外収縮のR波が先行の心拍のT波の頂点近くにみられるとき
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.