臨床免疫カンファレンス・5
2回の肺感染症のたびに赤芽球癆を起こし,抗核抗体が陽性を示した女性
岡安 大仁
1
,
高久 史麿
2
,
野村 武夫
3
,
畔柳 武雄
4
,
堀内 篤
1
1日大第1内科
2自治医大第1内科
3東京医歯大第1内科
4埼玉医大内科
pp.406-415
発行日 1974年3月10日
Published Date 1974/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205366
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
症例 金○晴○,32歳 女性 家婦
第1回目入院
昭和47年5月10日発熱38℃,1週間後に咳,痰がみられるようになり,近医受診.胸部X線写真で肺炎と診断きれ,5月19日,日大呼吸器科に入院した.
入院時38℃の熱があり,貧血はなく,リンパ節踵脹もみられなかった.心音清,胸部は左中肺野に小水泡性ラ音を聴取した.肝・脾は触知しなかった.
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.