今月の主題 新しい臓器相関のとらえ方
座談会
日常診療における臓器相関
三上 理一郎
1
,
田崎 義昭
2
,
高須 照夫
3
,
太田 怜
4
1東大・第3内科
2北里大・内科
3慈恵医大・第3内科
4自衛隊中央病院・内科
pp.62-69
発行日 1974年1月10日
Published Date 1974/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205271
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医学における専門分化は内科領域にも波及し,臓器別,疾患別診療にまで進みっつある.しかし,疾病は種々の要因により発現するものであり,日常診療に際しては,患者を系統的に把えた上で診断を下さねばならない.そして,その系統的診断のキー・ポイントとなるのが臓器相関という考え方であろう.
今回は自験例を中心に,臓器相関とはどういうものであるか,どういった利点を持っているのかについてお話しいただく.
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