特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
IV 肝・胆・膵
5.肝疾患の薬物治療
肝疾患と抗生剤
大藤 正雄
1
1千葉大・第1内科
pp.1716-1717
発行日 1973年11月20日
Published Date 1973/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205074
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抗生剤は微生物によって産生され,微量にて他の微生物を発育阻止,あるいは死滅させる作用を有する薬剤であり,各種の肝疾患の治療に応用される.なお,最近数多くの抗生剤が広く応用されるようになって,抗生剤による肝障害がこれまでより経験されつつあり,肝疾患と抗生剤は臨床上重要な関連を持つ問題となっている.
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